地元の人達に愛されるオアシスーRoyal Botanical Gardenー

皆さん、こんにちは!

 

今日は、シドニーっ子の憩いの場でもある「ロイヤルボタニカルガーデン(王立植物園)」をご紹介します。

私も何度も行った事がある場所ですが、とても素敵な場所で読書をするのに持ってこいです!

今回はそんな「ロイヤルボタニックガーデン」の楽しみ方と、オススメスポットをご紹介していきます。

 

大都会シドニーの真ん中にあるオアシス

 

皆さんは「植物園」と聞くと、どんな場所にあると想像しますか?

きっと多くの人が「中心部から少し離れた場所にあるのでは?」と想像するかと思います。

 

ですが!

 

シドニーのロイヤルボタニックガーデンは何と、シティの中心部(ほぼ真ん中)にあります!

高層ビルが立ち並ぶビジネス街のすぐ隣にある広大な植物園が広がっている光景は、とても圧巻です。

 

意外ですよね?

 

私も最初に行った時は「こんな所に植物園?!」とびっくりしたのを覚えています。

ロイヤルボタニカルガーデンはオーストラリア最古の科学研究所として1816年にオープンした植物園です。

その歴史は植民地時代に農場と指定され、本国イギリスの船から北半球の動植物を最初に持込み育てた場所です。
200年以上たった今もシドニーの中心ではありながら、その土地はそのまま王立植物園として緑あふれています。

現在は17000種以上の植物が育てられ季節折々の花が楽しめるようになっており、また野生の鳥やコウモリもいます。(私は、まだコウモリは見たことありませんが・・。)

 

また園内ではアボリジニ遺産ツアーを始め植物園をめぐるツアーなど、常時様々な催し物が開催されています。

王立植物園をじっくり見学されたい方は必ずイベントを事前に確認されると楽しみ倍増です。

広大な敷地の中ではジュラ紀の植物を保護しているジュラシック・ガーデン、亜熱帯地域に生息するヤシを集めたパーム・ハウスやシダ類を集めたコーナー、ほのかに良い香りが漂うハーブ・ガーデンや絶滅危惧種を保護するエリアなど、オーストラリアの固有種から海外の植物に至るまで様々な植物を鑑賞することができます。

植物好きな方には、持ってこいの場所ですね!

 

一般的な植物園と言うよりは、30ヘクタールある広大な敷地はどちらかと言うと巨大な海岸沿いの公園というイメージです。

しかも、入り口が13箇所もあり、あちこちに点在しているので、どこから入ったいいのか迷う事もあります(笑)

私も最初の頃は同じ入り口から入ったはずなのに、全然違う所に出てしまった事が何度もありました(苦笑)

※一番オススメの迷わない入り口は、オペラハウスの右手にある「Opera House Gate」です。

オペラハウスまで行くと右手に公園らしい入り口が見えてくるので、そこから中に入る事が出来ます。

オペラハウスまで観光に行って、そのついでにボタニカルガーデンまで寄るのであれば恐らくこの入り口が一番わかり易いと思います。

またランニングする人やお散歩する人など、芝生の上でピクニックをする人などがガーデン内を行き交っていますので、本当に地元の人達に愛されている場所なんだなと感じます。

そしてこの広大な植物園、もちろん自分で好きな所を見て回るのもいいですが、効率よく見たい方にはパームグローブセンターに行く事をオススメします。

 

ここでは園内の詳しい地図が貰える事はもちろんですが、植物を詳しく解説したファクト・シートなどが用意されています。

また、気さくなガーデンのスタッフからも植物について教えてもらえます。

そして、ボランティアによる無料のガイドツアーのミーティングポイントもこちらとなっていますので、ぜひご自身で見て回る前に一度立ち寄られる事をオススメします。

 

きっと、知らなかった情報なども教えてもらえると思いますよ!

ですが夕方にはガーデンレストラン利用者が出入りしていますが、植物園自体の門は日が沈む前に締まりますのでご注意下さい。

ここを訪れる際には、ぜひ時間に余裕を持って行く事も併せてオススメします。

 

贅沢な都会の中のオアシス

このロイヤルボタニカルガーデン、シドニーのシティ中心部にあるのですが、あのオペラハウスの近くにも位置しているんです!

 

数あるゲートの中で私がオススメするゲートは、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館のある南東側の「WOOLLOOMOOLOO GATE(ウールームールー・ゲート)」です。

ここをオススメする理由は、このWOOLLOOMOOLOO GATE(ウールームールー・ゲート)から入ると、敷地が緩やかに傾斜しているのを感じるので、まるで海に向かって降りて行くような印象を受けます。

海に向かいながら降りて行くなんて、もう最高ですよね!

また、細かく分けられたガーデンエリアを抜けた先には、広大な芝生エリアが広がり、週末になるとここでピクニックや読書など楽しみ、リラックスして過ごしている人達をよく見かけます。

 

そこは、本当に「都会の中のオアシス」で、ここだけ時間がゆっくりと流れているような印象を受けました。

「まるでニューヨークのセントラルパークみたいだね」と友人が言っていたのを覚えています。

 

そして、そこからシドニーのシンボルでもある、オペラハウスとハーバーブリッジも見る事が出来るので、こんなに完璧なロケーションにある植物園は他に無いのではないでしょうか?(笑)

 

芝生越しにシティのビル群の美しい眺望が見えるのも、都会にある公園ならではですね。

シティと緑と海が一緒に楽しめるのはここ、ロイヤルボタニックガーデンの醍醐味だと思います。

 

特に春の晴れた日に訪れる事をオススメします!

 

靴を脱いで芝生の上に寝転び、好きな音楽を太陽の光を浴びてくつろぐ・・・。

 

こんな贅沢な時間の過ごし方も悪くないのではないでしょうか?(*^^*)

また、もしあなたが訪れる時期が冬でしたら、「Vivid Sydney」というLEDやプロジェクションマッピングを使った光の祭典がこのボタニカルガーデンでも行われていますので、ぜひ訪れてみて下さい。

私は寒さに負けてボタニカルガーデンまでは行かなかったのですが、行った友人の話ですと、ライトアップされたモニュメントなどが公園内に点在していて、おもしろいし楽しかったと言っていました。

「Vivid Sydney」自体、色んな場所で開催されているので、もし冬にシドニーを旅行する際はぜひこの「Vivid Sydney」も旅行の行程に入れてみて下さい!

 

夏とは違ったシドニーが楽しめるはずです!!

 

またこの公園内では飲食する事が可能なので、好きなセイボリーやブレッドをテイクアウェイして公園内でピクニックするのもおすすめです!

日本でするピクニックとはまた違った雰囲気を味わえると思います☆

歩き疲れた時などの休憩場所として、これ以上ふさわしい場所はないと思いますよ(*^^*)

絶景を見ながら飲むビール

ロイヤルボタニックガーデン内には小さなパブもあります。

 

名前は「BUSBY’S BAR(バズビーズ・バー)」で、ボタニック・ガーデン内にオープンしているポップアップ・バーです。

 

その由来は1833年にヨーロッパから葡萄を持ち込んで植物園に植樹したJames Busby(ジェームズ・バズビー)にちなんで付けられています。

コーヒーやソフトドリンク、ビールはもちろんですが、彼が初めてオーストラリアで葡萄畑を作った場所、Hunter Valley(ハンター・バレー)のワイン、Tyrrell’s wine(ティレルズ・ワイン)もオーダーできます。

 

このパブの何をオススメするかと言うと、そのロケーションです。

 

場所は公園の北東側VICTORIA LODGEの麓です。

芝生エリアにベンチを並べているだけでバーと言うにはシンプルですが、ハーバー・ブリッジやオペラハウスの絶景を眺めながらお酒を飲む事が出来ます。

私はお酒が飲めないのでここで何かを買った事はありませんが、自分が持って行ったスイーツや紅茶をここで食べたりしていました。

 

シドニーの世界遺産、オペラハウスとハーバーブリッジを見ながら食べるスイーツはいつも以上に美味しく感じさせてくれます!。

 

もしここを訪れるなら、特に夕暮れ時がオススメです。

 

素晴らしい景色と開放感の中、ぜひのんびりと休憩してみてはいかがでしょうか?

 

夕焼けに染まるオペラハウスとハーバーブリッジを眺めながら食事をする贅沢を噛みしめてください。

 

きっと、あなたの旅行をさらに彩ってくれるはずです!

 

まとめ

今回はシドニーのオアシス「ロイヤルボタニカルガーデン」のご紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

私が初めて行った時はその広さに圧倒されて、迷子になってしまいました(笑)

※ここを訪れる時には、歩きやすい靴(スニーカーなど)で行く事を強くオススメします!

何故なら、何度もお伝している通りこの公園の敷地は広大なので、パンプスやヒールが高い靴だとすぐに疲れてしまうからです。

 

都会の中でひと時自然に囲まれながらゆっくりと過ごす時間は、これ以上無いほどの至福で贅沢な過ごし方ではないでしょうか?

 

本当に時間が経つのを忘れてしまいます。

私も勉強に行き詰まったり、モチベーションが上がらずどうしたらいいのか迷った時は必ずと言っていいほど、この「ボタニカルガーデン」に来ていました。

 

地元の人達を真似て、靴を脱ぎ芝生の上に寝転がって太陽の光を浴びながらゆっくりと自分がここに来た理由を考えたりしました。

 

そうする事で最初の目的・目標を見つめ直し、「大丈夫。まだ頑張れる。」とよく自分自身に言い聞かせていました。

 

それぐらい、この「ボタニカルガーデン」は都会の中にありながらも、都会の喧騒や日頃悩みを忘れさせてくれるほど、ゆっくりとした時間が流れています。

 

あなたも日常生活での悩みや将来への不安などがもしありましたら、ぜひこの「ボタニカルガーデン」を行程の中に加えて頂く事をオススメします。

 

きっと、オーストラリアの空気・時間があなたの悩みを解決するヒントをくれるかもしれません。

 

そうする事で、皆さんの普段の生活がより彩りあふれる時間になる事を祈っています。

 

この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

もう一つ、ロイヤルボタニックガーデン内のオススメスポットがありますので、それについては、次回の記事でご紹介しますね!

 

 

 

 

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