シドニーのシンボルを同時に見れる場所ーミセス・ミセスマックォリーズ・ポイントー

皆さん、こんにちは!

 

今日は前回の続きでロイヤルボタニックガーデン内の見どころ・写真スポットをご紹介していきます!

 

前回の記事では、ロイヤルボタニックガーデンの歴史や過ごし方・楽しみ方についてご紹介しましたが、今回の記事では私が強くオススメするスポットをご紹介しちゃいます!

 

ここに来ると「オーストラリアに来たんだな~」と思わさせてくれる場所でもあり、私を原点に帰らせてくれる場所なので、ぜひ皆さんにも行って頂きたい場所です。

 

2大シンボルを同時に見るならここ

シドニーを紹介する写真と言えば、皆さん何をイメージされますか?

 

恐らく、オペラハウスとハーバーブリッジそして世界で最も美しいとされるシドニー湾が一つの写真に収まっている風景ではないでしょうか?

 

誰もが思い浮かべるシドニーのイメージそのままに一枚の写真に収めることができる場所。

 

それが「ミセス・ミセスマックォリーズ・ポイント」です。

 

皆さんはこの「ミセス・ミセスマックォリーズ・ポイント」(Mrs. Macquarie’s Point)という場所を聞いた事がありますか?

恐らく、あまり知らない方が多いのではないでしょうか?

 

実際、こちらに1年以上住んでいる私の友人は「知らなかった」と言っていました。

そこは、ロイヤルボタニックガーデン内にある小さな岬です。

オペラハウスからファーム・コーブ(入り江)をはさんだ対岸に位置しています。

 

このあたり一帯は一面に芝生が広がる公園になっていて、ピクニックを楽しむ人や週末にはウェディング撮影をするカップルもよく見かけます。(実際に私も何度も見かけました)

 

美しいビューポイントとして有名で、シドニー観光の半日ツアーなどにも組み込まれている場所です。

 

 

ここの何がすごいかと言うと・・。

 

シドニーの2大シンボルである「オペラハウス」と「ハーバーブリッジ」両方を綺麗に写真に収める事が出来るのです!

 

シドニーが誇る2大世界遺産を同時に綺麗なスポットで写真に収める事が出来るのは、恐らくここだけではないでしょうか?

 

この「ミセス・ミセスマックォリーズ・ポイント」へはオペラハウスから海沿いの道を、のんびりとお散歩しながら行く事が出来ます。

 

美しいシドニー湾を見ながら、のんびりと散歩する・・。

 

日本にいたら中々出来ない事も、ここオーストラリアではごく当たり前の光景となっています。

 

このミセスマックォリーズポイントへは、ツアーに参加した場合はツアーに組み込まれている場合もあるそうですが、そうでない場合は歩いて行かなければなりません。

しかも最寄りのバス停や電車からは、少し離れているので個人で行けるか不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですが行き方はとても簡単です。

 

オペラハウスまで電車やバスで行って頂いて、オペラハウス隣のゲート「Opera House Gate」から入って頂くと、まっすぐに続く遊歩道がありますので、ひたすら歩くだけです!

 

距離にしておよそ1.5㎞ほど、時間だと約20分ほどかかりますが、すばらしい景色を見ながら歩けばあっと言う間に着いてしまいます!

最寄り駅である「サーキュラーキー(Circular Quay)駅」から歩いた場合は、「ロイヤルボタニカルガーデン」を横断して約20分程度です。

 

南の「マーティン・プレイス(Martin Place)駅」から歩いた場合は、約25分程度になります。

 

ガイドブックや絵葉書などでよく見る、「オペラハウス」と「ハーバーブリッジ」を同時に写真に収められるこのスポットは、絶対に見逃さないでほしいです!!

シドニーだけに限らずどこの国・どこの都市へ行ってもそうですが、人気の観光スポットを同時に1枚の写真に収められる場所にはぜひ一度は訪れてみたいですよね♪

シドニーへ訪れた際は、是非ともシドニーの象徴的なランドマーク「オペラハウス」と「ハーバーブリッジ」を同時に眺められるビューポイント「ミセス・マッコリーズ・ポイント(チェア)(Mrs. Macquarie’s Point)」に足を運んでみて下さい!

 

以下は注意点になります

「ロイヤルボタニカルガーデン」を歩く場合は夜間ゲートが閉められるため、夕方や夜景を見に行った場合には注意が必要です。

公園の開園時間は午前7時から日没までで月によって異なっていて、全てのゲートが閉まる時間は以下の通りになります。

10月は午後7時半、

11・12・1・2月は午後8時、

3月は午後6時半、

4・9月は午後6時、

5・8月は午後5時半、

6・7月は午後5時です。(参照:The Royal Botanic Garden Sydney)

ですが、「ミセス・マッコリーズ・ポイント(チェア)」への立ち入りは可能です。

夜間は「ロイヤルボタニカルガーデン」を通ることができないため少し遠回りする必要があります。

夕方や夜景を見に行かれた際は、十分に注意してくださね。

ですが右手にはボタニカルガーデンの色とりどりな植物を眺めながら、左手には水面が輝く美しいシドニー湾を眺めながらお散歩感覚で歩いて行く時間は、日本では中々味わない時間かと思います。

 

ぜひお散歩がてら出かけてみてくださいね☆

 

 

私も到着して2日目にここに来ました。

実はここ、私にとってはとても思い出深い場所なんです。

 

中学生の頃の語学研修で始めて来た海外がオーストラリアでした。

そして、帰国前日にみんなでこの場所で写真を撮ったのですが、月日が流れるにつれてどこで撮ったのか忘れてしまいました。

 

一緒に行った友人に聞いても「覚えていない」の一言で、あまりに昔の事だったので参考になるような資料などもすべて捨ててしまったあとだったのですが、どうしてももう一度行きたくて日本を発つ前に調べました。

 

そしてついにここが、「ミセス・ミセスマックォリーズ・ポイント」だという事が分かり、こちらに到着して2日目にここに来ました。

 

到着した瞬間、14歳の時の記憶が一瞬だけ戻ってきました!

 

あの時、この場所でみんなで写真を撮って「もう一度、必ずここに来るんだ!」と思わさせてくれた場所。

 

初めての語学研修・初めての親元を離れての海外、不安だらけでした。

中学2年生が使える英語なんてたかが知れてて、決まったフレーズしか言えず、お世辞にも「コミュニケーションが取れる」なんれレベルではありませんでした。

ですが、私と何とかコミュニケーションを取ろうとしてくれたホストファミリーがとても優しく温かい人達でしたので、約20日間のあいだ何も不満なく過ごす事が出来ました。
(中には、ホストファミリーがホームステイに慣れていて、放置されている友達もいました・・)

 

ですが、私のホストファミリーは私の拙い英語を何とか理解しようとしてくれていました。

にも関わらず、私はほとんど話す事が出来ず、辞書に頼りっぱなしの20日間でしたが、私の将来の方向性を決めるのには十分な時間でした。

 

この事がきっかけで、「英語を使えるようになって、海外で生活・仕事がしてみたい!」と強く思うようになり、大学も外国語大学を選びました。

本当は大学生の時に留学がしたかったのですが、編入試験との兼ね合いやタイミングの問題で来る事が出来ませんでした。

 

社会人になってからは、「心の中に眠っている夢」という感じで仕事の忙しさに追われて、夢を実現するなんて、考えもしなかったです。

 

ここに戻ってくるのに予想以上に時間がかかってしまいましたが、やっと来れた嬉しさに1人で泣きそうになってしまいました(笑)

 

「やっとここに帰ってこれた」

「やっとたどり着いた」

 

そう思い、これから始まる留学生活に胸を弾ませたのを鮮明に覚えています。

実際は理想と現実とのギャップに戸惑い、上手く行かない事も多くありましたが、自分を見失いようになった時は必ずと言っていいほど、私にとっての原点「ミセス・ミセスマックォリーズ・ポイント」に来ていました。

 

それほど、私にとっては思い出深い場所なので、ぜひ皆さんにも訪れて欲しいです。

 

特にサンセットに染まるオペラハウスとハーバーブリッジは何にも代えがたい景色となると思います。

 

ミセス・ミセスマックォリーズ・ポイントの由来

では、少しこの「ミセス・ミセスマックォリーズ・ポイント」の歴史を紐解いてみましょう。

 

この「ミセス・ミセスマックォリーズ・ポイント」には、岩のイス(というよりベンチ)があります

岬の先端を少し回りこんだところに、それがあります。

 

これはかつてニューサウスウェールズ州の初代総監であったマッコーリー氏が、ホームシックにかかってしまった妻エリザベス・マックォーリーのために、囚人達に砂岩で作らせたといわれるイスです。

 

夫人は頻繁にこの岬を訪れ、行き来する船を眺めながら故郷イギリスを思いだしていたという逸話が残されています。

 

これがミセス・マッコーリズ・ポイントと名付けられた理由というわけです。

 

オペラハウスもハーバーブリッジも存在していなかった当時、マッコーリー夫人が眺めていたシドニー湾に、今と同じように浮かんでいた小島が、現在のフォート・デニソン(デニソン砦)です。

1841年までは本土の刑務所で問題を起こした囚人の罰のための独房として使われていた島なのだそうです。

その後シドニー湾を守るための砦や灯台が作られ、現在は博物館になっています。

 

私はまだフォート・デニソンには行った事が無いので、機会があれば行ってみたい場所です。

 

またこの場所は、大みそかのNew Years Eveの花火が綺麗に見れる場所でもあり、毎年多くの見物客が訪れているそうです。

私は行かなかったのですが、聞いた話によりますと有料制らしく、それも結構な高額との事でしたので、諦めました・・(^^;

 

まとめ

 

今回は、ロイヤルボタニックガーデン内にある「ミセス・マッコーリーズ・ポイント」(Mrs. Macquarie’s Point)についてご紹介しました。

この場所自体は決して広くもなく有名な場所でもありませんが、その素晴らしい景色に感動する事は言うまでもありませんし、オーストラリアに雄大な景色に心も洗われるかもしれません。

 

私にとっても、とても思い出深い場所ですし、シドニーのシンボル「オペラハウス」と「ハーバーブリッジ」両方を同時に写真に収めるには、もってこいの場所だと思います!

 

シドニーに行かれた際には、ぜひ訪れてみて下さい!!

 

絶景が見れる事をお約束します!!

 

この記事が皆さんの旅行のお役に立てれば、嬉しいです。

 

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