皆さん、こんにちは!
オーストラリア、シドニーに留学中のMOTOKAです♪
今回ご紹介するのは、シドニーの老舗デパート「クイーンビクトリアビルディング」(QVB)という建物です。
もちろんシドニーには他にもデパートはありますが、「QVB」はその中でも特に老舗デパートで雰囲気も他のデパートとは全く違いますので、お土産探しはもちろんですが、他のデパートにはない雰囲気も味わってほしいので、ぜひ皆さんの旅行の行程に入れて頂きたいです!
では今回はそんな「QVB」のオススメショップと歴史について、ご紹介していきます。
圧倒的な存在感を放つ外観
タウンホール駅に着いて、大手スーパーのWoolworthの前の階段を上がっていくと、すぐ目の前に「QVB」の建物があります。
一目見ただけでその重厚感と存在感が伝わってきます。
クイーンビクトリアビルディング(Queen Victoria Building)は、略して「QVB」と呼ばれています。
QVBがある場所はビジネスマンや留学生などでにぎわうメインストリートでもあるジョージストリートにあり、毎日多くの観光客や地元の人達で賑わっています!
その一等地にそびえる細長くて玉ネギ型の天井が可愛らしいランドマーク、それがQueen Victoria Buildingです。
QVBの名前で親しまれるクイーン・ビクトリア・ビルディングはシドニーを代表する歴史的建造物です。
ロマネスク式の建物で横幅は30メートル、長さは190メートルあります。
ここで少し、QVBの歴史を振り返りましょう。
「QVB」はイギリスの建築家ジョージ・マックがラエデザインし、1898年に完成しました。
イギリス王室所有の宝石のレプリカや、ジョン王が署名したマグナ・カルタが展示されています。
※「マグナ・カルタ」とは、イギリスのジョン王によって制定された憲章・法典の事です)
ヴィクトリア女王の即位50周年を祝う目的で建設され建物の名前は女王に由来しています。
以前はコンサートホールとして使用され一時期は取り壊しの話も出ていたそうですが、改修工事を経て現在はショッピングセンターになり、シドニー観光や待ち合わせの際の定番スポットとして愛されています。
(引用:Wikipedia)
このQVBの中には、コーチやフェラガモケイトスペード、ロンシャン、カルバンクラインなどのインターナショナルブティックが入っている事はもちろんですが、ヘレンカミンスキーやパンドラなど、オーストラリア発祥のブランドもちゃんと入っています。
そのほかに、世界的コスメブランドのロクシタンやラッシュももちろんありますし、IKOUやPerfection Potionなどのオーストラリア発祥コスメブランドも入っていますので、お土産探しにはもってこいの場所かと思います!
もしみなさんが訪れる日がクリスマスと被っていれば、12月26日にお買い物される事をオススメします!
なぜなら、12月26日は「ボクシングデー」と言ってシドニー中のお店が大バーゲンをするからです!
その為、この「クイーンビクトリアビルディング」も例外ではなく、恐らくすべてのショップで大バーゲンを行っています。
実際、去年の「ボクシングデー」に買い物にQVBに行きましたが、その人の多さに私はかなりびっくりしていました・・・(^^;
コーチやケイトスペード、スワロフスキーなどの人気インターナショナルブティックに長蛇の列が出来ていて、入場制限がかかっていたからです。
まさか、海外でこんな光景が見れるとは思わなかったので、かなり面食らってしまいまいした(*_*;
その光景はさながら、日本のお正月の風物詩になりつつある福袋の争奪戦のような光景でした・・。
もし皆さんが、この「ボクシングデー」にお買い物をされる時は、出来たら午前中の早い時間から行動した方がいいかもしれません。
私が行った時間は、お昼を過ぎた頃でしたが、その時間にはQVBだけでなくシドニーシティ中が多くの買い物客であふれかえていたからです・・。
この日にお買い物される際は、人の多さに覚悟して行かれた方がいいかもしれません(苦笑)
では、少しこの「ボクシングデー」の由来についてお話しておきます。
私は最初「ボクシングデー」と聞いた時、「スポーツのボクシングに関係あるのかな?」と思っていたのですが、語学学校の先生に聞いたところ、まったく違っていたので、自分でも調べてみると、本当にスポーツのボクシングは全然関係ありませんでした(^^;
ボクシング・デー(英語: Boxing Day)とは、イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・ケニア・南アフリカ共和国・香港・トリニダード・トバゴ・ナミビア・ベリーズなどのイギリス連邦でよく見られる、キリスト教に由来した休日です。
日付は12月26日。アイルランド、ドイツ、北欧などでは、聖ステファノの日(英語では聖スティーヴンの日、イエス・キリストが神の子であると述べ伝えたために、ユダヤ教の教義に反するとして同じユダヤ人によって石打の刑に処された殉教者ステファノを偲んでいます)
クリスマスの翌日で、元々は、協会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことから”Boxing Day”と呼ばれようになりました。
スペルは同じですが、スポーツのボクシングの意味ではありません。
クリスマスも仕事をしなければならなかったバトラー(執事)はじめ、使用人たちに翌日、家族と過ごさせるための休日で、この日は一家の者たちは使用人に頼らず自分で全ての家事をしなければなりませんでした。
また当日、主人が箱に贈り物を入れて彼らに配ったほかに、クリスマスにクリスマスカードやプレゼントを届けてくれた郵便配達員にも、ねぎらいの意を込めて26日(当日が日曜日の場合は27日)に箱入りのプレゼント(Christmas box)をするようになりました。
また、バーゲンセールが行われようになったそうです。(参照:Wikipedia)
絶対に見て欲しい2つの時計
QVBに行ったらぜひ見て欲しい時計があります。
それが、グレートオーストラリアンクロックとロイヤルクロックです。
グレートオーストラリアンクロックは北口に、ロイヤルクロックは南口にそれぞれ設置されています。
なぜ、この時計を見て欲しいかと言うと・・。
このグレートオーストラリアンクロックは重さ4トンの吊り時計で、ロイヤルクロックは大きなからくり時計となっているからです!
このロイヤルクロックはアボリジニの時代やヨーロッパの植民地時代など、アボリジニと白人の視点からオーストラリアを描いたスライドショーを見る事が出来ます!
午前9時から午後9時まであいだで、毎時0分に仕掛けが作動し音楽に合わせて人形が出て来て、船が周りをぐるっと動いていてオーストラリアの島々を巡っていきます。
そしてその通路には昔を懐古する写真パネルも展示されています。
またロイアル・クラークの音楽はジェレマイア・クラークという作曲家によって作曲されそうです。
グレート・オーストラリアン・クロックはクイーン・ヴィクトリア・ビルディングの中心的展示物で、アボリジニと白人の双方の視点から同国の歴史が33ものパノラマによって展示されているので、こちらも時計からオーストラリアの歴史を見る事が出来ます。
息をのむほど豪華な内装
QVBの中に入ると、まるで自分がタイムスリップしたような感覚になります。
というのも、その内装はロマネチスク様式を取り入れた柱やアーチをそのまま残しているからです。
また壁や天井にはステンドグラスが飾られていたり、大理石のモザイクタイルを使用した階段やトイレにまでステンドグラスが飾られていて、「綺麗」としか言いようがありません!
この建物の階上のフロアは、中央が吹きふけになっており、中央部分の屋根が大きなドーム状になっています。
そのドームを下から見上げると、ため息がでるほどの美しい装飾がされているのが見えます。
毎年、クリスマス時期にはこの中央吹き抜け部分に、建物の各フロアを突き抜ける巨大クリスマスツリーがお目見えします。
建物の窓には至る所にステンドグラスが使われているので、まるで協会の中にいるみたいです!
また、どこのレベルかは忘れたのですが(オーストラリアではフロアの階数の事をFloorではなくLevelと言います)、グランドピアノも置いてあって、誰でも弾けるようになっているので、私もこれまで何度も「プロの人が弾いているの?」勘違いするような演奏を聞いた事があります!
ここを訪れた際には、お買い物や外観だけでなくぜひ内装にも注目して見て下さいね!
本当は私のオススメのお店2つをご紹介したかったのですが、残念ながら、その2店舗とも無くなってしまったので、ご紹介する事が出来なくなってしまいました・・(/_;)
ですが! そんな中でオススメしたいチョコレートのお店があります!
それが<HAIGHS chocolate>です!
このヘイグスチョコレートはQVBのタウンホール側入り口の一番近くに入っていて分かりやすいお店なので、毎日地元の人はもちろん観光客の人達で賑わっています
このヘイグスチョコレートもオーストラリア発祥のチョコレートショップです。
その中でもオススメしたいので、オレンジのチョコです!
丸い板状になっているので食べやすい事はもちろんですが、ほのかに香るオレンジがまた上品な味わいになっています。
値段は少しお高めかもしれませんが、せっかく海外に来たらその国発祥のチョコレートもぜひ食べてみたくないですか??
QVBに行かれたら、ぜひこの<HAIGHS chocolate>のお店にも立ち寄ってください
またこのQVBにはたくさんのカフェやレストラン、テイクアウェイが出来るペストリーショップがありますので、ランチやお買い物の休憩にも最適だと思います。
ステンドグラスが飾られている内装を見ながら飲むお茶もまた、格別だと思います!
まとめ
今回は、シドニーの老舗デパート「QVB」をご紹介しましたが、私達が思うデパートは違う雰囲気と思いませんか?
私は最初に行った時、「本当にここがデパート?!」とびっくりしたのをよく覚えています。
外観はもちろんですが、その内装も本当にタイムスリップしたような気分になりましたし、何よりステンドグラスが本当に綺麗で見とれてしまったことを覚えています。
(トイレまでステンドグラスが飾られてるぐらいです・・(^^;)
また、ご紹介した2つの時計の見る価値があります。
あんな重さの時計がぶら下がっている不思議もありますが、何より、ロイヤルクロックのショーは見ていて面白いです!
たくさんブランドやカフェが入っているのでショッピングを楽しむのももちろんですが、時々天井や壁に目を向けて見てください。
きっと日本のデパートでは見られない雰囲気・景色が見れると思いますよ!
日本とはまったく違う雰囲気のデパートで、ぜひお買い物とティータイムを楽しんで下さいね♪
この記事が皆さんの旅行のお役に立てれば、嬉しいです。
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